8月29日(火)にシゴトトセイカツラボを開催します
シゴトトセイカツでは今後、「シゴトトセイカツラボ(以下ラボ)」を開催予定です。この記事ではラボ開催に至るまでのきっかけや思いをつづるとともに、最後に8月29日に予定する第1回の告知もしますのでご覧ください。
この数年で、オンラインは私たちのシゴトやセイカツのあらゆる場面に浸透しました。場所や移動時間等の制約にとらわれずに会話ができることはもちろん、無駄を省いたり、ツールを活用して効率化を進めることもできるようになりました。一方で、たまたま隣に居合わせた同僚と他愛ない話をしたり、イベント会場で出会った初対面の方と意気投合したりといった、「対面」で「行く」ことで生まれていたふとした会話や出会いは、オンラインがまだ当たり前でなかったかつてよりも、少しハードルが高くなってしまいました。そしてせっかく機会を作るならと、成果や意義を優先しがちで、偶発性は低くなっている気がしています。
そんなことを考えていたのが、ちょうどラボを企画する伊集院が静岡に引っ越した頃。地方活性化について感心がある研究者の友人から「都心から地方に引っ越したことで感じたこと」についてざっくばらんにヒアリングしたいということで、話す機会がありました。荷物配達のトラブルから人材不足を感じたこと、あるいは家の工事からリモートワークの普及について思うことなど、シゴトやセイカツについて自分が体験したことをシェアして、そこから現状がより良くなるにはどうしたらいいのかを話し合いました。
アジェンダもなければ、ミーティングのゴールもない。自分が思っていることをシェアしあって、共感してもらえたり、新しい意見をもらえたり、知らないことを教えてもらえたりする。それがすぐに結果に繋がるわけではないかもしれないけれど、話すことで前向きになれて、ちょっとだけ見える世界が広がるような、そんな先日のお話会の延長線上の時間をもう少し作ってみたいなと思い、ラボを企画しました。
※このお話会で活力を得て、静岡で何か活動してみようかなとやってみたのが先日のお茶の間会だったりします。ラボと目的は異なりますが、自らの気づきや体験をシェアし合うことで、ポジティブな気持ちになれたり、新しい出会いがうまれたりしたらいいな、という根底にあるものは同じです。
実はラボの第0回は、6月23日(金)にこっそり開催しました。「シゴトとセイカツについて、いま私たちが知りたいこととは」というテーマで、ラボの方向性や今後の開催テーマのヒントをもらいました。
参加者は研究者や講師、コンサルタント、カメラマンなどで、専門分野も防災や理学療法、農業などさまざま。職種が違うと働く上での気づきの視点が異なり、発見も多かったです。面識のない人に自分の体験を話すのは緊張しますが、参加者の皆さんには事前に会の動機を共有できていたので、心理的安全性を保ちながら進めることができました。
たくさんのテーマ案をいただいたので、今後少しずつ開催していきますね。
最後に次回(第1回)のラボの告知です。ラボ、というだけあってまだまだ試行錯誤しながら運営していきますが、第1回は以下のような内容で開催します。テーマは「教えること」。第0回で話題になったのでもう少し深堀したかったのと、最近大学や研修等で講師をされている方が多いことから、「先生ナイト」としました。教えることはやりがいのある仕事ですが、誰かから教え方を学ぶ機会は少ないですし、いまいち正解がわからずに短期間で試行錯誤しながら実施することが多いと感じています。今回、そんな試行錯誤の経験を持つ方同士で集まることで、新しい出会いやより深い気づきが生まれることを期待しています。
■日程
- 2023年8月29日(火)19時~
■場所
- 合同会社シゴトトセイカツオフィス
- 東京都台東区松が谷3-1-12 KAPPA/D.C 402号室
■テーマ
- 教えることに関して、気をつけていることは(先生ナイト)
■定員
- 若干名(すでに参加希望者がいるため、すぐに埋まることが予想されます)
- ※今回の参加者は教育機関や研修での講師など、誰かに教える経験がある方に限ります。条件に合わない方は第2回以降にぜひご参加ください。
■こんなことを話したい!(一例です)
- ・レベル感が異なる人が混じる環境での学びのゴール設定は
- ・(大学の通年授業や定期開催の研修など)常に準備に追われるなかで工夫していること
- ・対面やオンラインなど形式によって工夫していること
- ・叩き上げによる専門性
- ・先生としてのキャリア
- ・今後学びの場でやってみたいこと
わざわざ集まって、ゆるく話す。いまの時代、ちょっと贅沢な時間の過ごし方をする会です。興味がある方は、伊集院にFBメッセンジャー等で直接ご連絡いただくか、お問い合わせからご連絡ください。